5月にSKE48を卒業した石田安奈(21)が24日、都内で来年のカレンダー発売イベントに出席した。

 撮り下ろしショットに、フォトブックの未公開写真を加えた写真が使われ、お気に入りは誕生月の5月に使った、傘を差しながら手足を広げた元気いっぱいのショット。ロケの合間に撮った1枚で「雨の中で、露出のあるワンピースを着ているのってあまりないので、レアな感じですね」と説明した。

 今年は「25年目の家族」で舞台初出演するなど、夢の1つでもある女優業へも1歩を踏み出した。同じ事務所の綾瀬はるかが主演した10月期の日本テレビ系ドラマ「奥様は、取り扱い注意」を見て、アクションのできる女優に刺激を受けたという。「アクション女優に興味があるんです。ジャッキー・チェンさんの作品はほぼ見てます。今は空手(の道場)とか、習いごとを探してます。酔拳とか(笑い)。日本酒を飲みながら、『ワシャー!』ってやりたい」。さらに「海外での撮影とか、めっちゃあこがれます。撮影で1度、サイパンに行ってから、違う環境でできるお仕事っていいなと思って。もう、やめて下さい~! 夢がふくらんじゃいますから」と、興奮気味に1人ボケツッコミを披露していた。

 この日はクリスマスイブ。昨年まではSKE48メンバーやファンとイベントで過ごしていた。今年も仕事が入り、「ちょっと不安に思っていました。仕事がないんじゃないかなと…。イブにこのイベントが入ってうれしかった」と胸をなで下ろした。クリスマスを1人で過ごす「クリぼっち」を回避するため、「クリスマスらしいことしたいので、パーティーしようと私から友達を誘いました」と明かした。

 元AKB48で同じ事務所の大堀恵ら、48グループ卒業生からも結婚メンバーが出始めた。石田自身は「結婚するなら、今この早いタイミングか、30歳過ぎがいいです。仕事を長くやって、やりきった後に結婚できれば」。主婦とタレントで奮闘する大堀には、「両立しているのはあこがれですね。今の私には無理じゃないかな」と敬意を表していた。