落語家の立川志らく(54)が、貴乃花親方(45=元横綱)の落選を受け「相撲の世界には正義はなかった」と日本相撲協会に失望した。

 日本相撲協会は2日、東京・両国国技館で役員候補選挙を実施。注目された貴乃花親方は2票しか得られずに落選した。

 志らくは選挙結果を受けてツイッターを更新。「貴乃花落選。やはり相撲協会は変わらない方を選んだ。それだけの事です」と冷ややかにつづり、「野次馬のファンは増えるでしょうが、多くのファンの心は離れていくでしょう」と予想した。

 続けて「相撲の世界には正義はなかった」とバッサリ。「普通の考えならば相撲協会がおかしい事はわかる。勿論貴乃花の行動が正しいかどうかは別。百歩譲っておかしいとしても相撲協会が間違っている事だけは事実。だって八百長があり殺人、暴力事件があったのは事実なんだから。貴乃花は奇人かもしれないが名横綱一代年寄。それを排除したのだから」と私見を述べた。