有村架純(24)が、異例の冷え込みを記録している鹿児島県内で、映画「かぞくいろ」(吉田康弘監督、年内公開)の撮影に挑んでいる。有村は5日、桜庭ななみ(25)演じる息子の担任とばったり遭遇するシーンの撮影に臨んだ。撮影時の気温は2度。横殴りの吹雪の中、制服姿で出水駅のホームに立った。

 桜庭は地元鹿児島出身。この日の会見には、約20もの地元媒体が集まった。肥薩おれんじ鉄道には思い出があると話し「転校した友達の家に、1人で乗って行ったことを思い出しました」と懐かしそうに話した。鹿児島は2回目という国村は「最初に伺ったのは暑い時期。今回はえらい目に遭いました」と苦笑。「ある日の撮影が、朝から晩まで夏のシーンで半袖でしたけれど、その日が一番寒かったんです」と極寒のロケを振り返った。