フジテレビ系月9ドラマ「海月姫」(月曜午後9時)の12日第5回の平均視聴率が5・3%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回は8・6%、2回目は6・9%、3回目は5・9%、4回目は7・5%。

 漫画家東村アキコ氏の累計発行部数440万部以上の同名コミックをドラマ化。10年には同局でアニメ化され、14年には能年玲奈主演で映画化もされている。ドラマ「海月姫」は芳根京子(20)主演で、「女の子は誰だってお姫様になれる」がテーマ。クラゲを愛しすぎてしまった筋金入りの“クラゲオタク女子”が、とある兄弟と三角関係になり、自分には一生縁はないと思っていた恋を知り、新しい自分、新しい生き方を見つけていく姿を、ギャグを交えて描く、新感覚の“シンデレラ・コメディー”だ。

 12日のあらすじは、蔵之介(瀬戸康史)は父親の慶一郎(北大路欣也)が自ら主催するパーティーで天水地区再開発賛成派を表明することを知り、危機感を募らせる。蔵之介が「天水館」へ行くと、月海(芳根京子)は多くのドレスを作って販売したいと訴える。蔵之介も賛成し、慶一郎のパーティー開催日にファッションショーをやろうと言いだす。尻込みする“尼~ず”たちだが、ジジ様(木南晴夏)は同意。ばんばさん(松井玲奈)らもジジ様のある言葉を受け、やる気を見せる。