フィギュアスケート男子の羽生結弦(23)が平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)で連覇を達成した17日、芸能界からも祝福の声が上がった。親交のある歌手指田フミヤ(31)を始め、多くの芸能人が感動を言葉にした。

 指田は金メダル獲得の瞬間を、自宅のテレビで見守った。「日本中の期待を超えてくるところが、すごく彼らしかった。本当は本人に今すぐ会って伝えたいけど。結弦さん、おめでとう!!」と祝福した。

 出会ったのは12年9月。羽生が指田の曲「花になれ」を気に入り、アイスショーで初共演した。指田は「同じ表現者だし、彼はゲーム好きで僕は鉄道好き。マニア心を持っているところも共通していた」とすぐに意気投合。「結弦(ゆづる)」「さっしー」と呼び合う仲で、今もメールやLINE(ライン)でやりとりしている。

 羽生が昨年11月に右足首靱帯(じんたい)を負傷したことをニュースで知るとLINEで「大丈夫?」と送ると「頑張ります」と返信があった。それ以降は「五輪に集中して欲しいから」という理由で羽生とやりとりはしていない。「プレッシャーもあったと思いますが、五輪の舞台を楽しんでいる様子が伝わってきて、それが何よりうれしかった。日ごろの努力あってのことですが、本番を楽しめる人は一番強いとあらためて感じました」と奮闘を心から喜んでいる。