TBSの吉田明世アナウンサーが、幼い頃からの親友の父親でもあるフリーアナウンサー古舘伊知郎(63)との思い出を語った。

 吉田アナは19日、月曜パーソナリティーを務めるTBSラジオ「たまむすび」で、来週ゲストに古舘を迎えることを告知。吉田アナは「私の1番の親友がいるんですけど、そのお父さんが古舘伊知郎さんなんです。(古舘家には)何度も行きました。今となってはアナウンサーの大先輩なんですけど、それよりもっと前に友達のパパだったので。親友の家に行ってお父さんにももちろん何度もお会いしましたし、お話をうかがったりとか」と意外なつながりを明かした。

 さらに大学ではマス・コミュニケーション学科を専攻していた吉田アナは「その親友の家で、『ジャーナリズム論といえば、パパに聞こっか』ってなって、深夜にジャーナリズムについて(教えてくれた)」と、古舘氏の自宅で直々にジャーナリズム論についての講義を受けたこともあるという。その時の講義では「花瓶を持ち出してですね、『この花瓶、あなたたちにとってどう見えているかわからないけど、この花瓶をひっくり返したら、また全然違う形に見えるでしょ? これがジャーナリズムなんだ』」と教わったと明かし、「それによって、ニュースの見方、ニュースの感じ方が違うんだよっていうことを教えてくださったんですけど、まだ大学生でひょうひょうとしていたので『どういう意味だろうな、これ?』って。今考えたら何万お支払したらいい授業なんだっていうくらいぜいたくな時間」と振り返った。

 ただ、これまで古舘氏との共演はないとのことで、「結構、ドキドキしています」と心境を明かした。