歌手荻野目洋子(49)が15日、都内で「人生ゲーム50周年事業」の発表会に参加した。

 億万長者を目指す盤ゲームとして、玩具メーカー「タカラトミー」が68年に発売したのが「人生ゲーム」。今年3月発売の「人生ゲーム タイムスリップ」がシリーズ61作目で、累計1500万個超を販売するロングセラー商品になっている。

 3億円事件が起こった1968年(昭43)12月10日に生まれ、「4歳のころから」同ゲームで遊んだという荻野目は、盤と同じく今年で50歳になる。「このゲームは毎年、年末に家族でやっていた。真剣勝負で、負けたら悔し泣き。人生は山あり谷ありとか、調子に乗っていてはいけないということをゲームで学びました。『人生ゲーム』で疑似体験をしていたおかげで、これまでの人生でだまされずに生きてこられた。役立っています」と笑顔で振り返った。

 85年に発売したヒット曲「ダンシング・ヒーロー」が昨年、大きなリバイバルヒットになった。「私が1番驚いている。運がよかった。1つの楽曲で違い世代の人が楽しめました」。今年の芸能活動の目標は「今までにやったことがないことをやりたい。フェスに出るとか」と話した。

 発表会では、同じく今年に50周年を迎える「週刊少年ジャンプ」(集英社)とコラボレーションをすることなどが発表され、アーティストのB'zとコラボをした「B'z人生ゲーム」が初披露された。