フジテレビ系「シグナル 長期未解決事件捜査班」(火曜午後9時)の10日第1回の平均視聴率が9・7%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 俳優坂口健太郎(26)が連続ドラマ初主演。ドラマは、16年に韓国で放送された同名ドラマのリメーク。現代を生きる刑事(坂口)が、過去を生きる刑事と、謎の無線機で交信し、未解決事件を解決する物語。韓国男性7人組ヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)」が日本のドラマ主題歌を初めて手掛けることでも話題になっている。

 10日のあらすじは、15年前、女児が下校途中に誘拐された。当時小学生だった健人(坂口健太郎)は女児が連れ去られる様子を目撃していた。数日後、女児は遺体で発見され、刑事の大山(北村一輝)らが捜査を続けるが、結局事件は未解決のまま15年の月日がたっていった。事件の時効が近づく中、健人は独学でプロファイリングを学び、ある思いを胸に警察官になっていた。ある日の夜、健人は廃棄処分されるはずの無線機から、誰かが自分を呼んでいることに気付く。声の主は大山という刑事で、大山は巡査の健人をなぜか“警部補”と呼ぶ。