演歌歌手水田竜子(41)が18日、東京・台東区の浅草公会堂で、25周年記念リサイタルを行った。

 1994年(平6)1月に「土佐のおんな節」でデビュー。爆発的な歌唱力と美貌で注目をされたが、大きなヒット作には恵まれなかった。

 転機は07年に発売し、15万枚のヒットを記録した「紅花の宿」。山形県の“ご当地ソング”で、それからは、全国各地を舞台にした曲を歌唱する機会が増えていった。

 この日は約800人のファンに、25周年記念曲「有明月夜」など25曲を披露。オープニングに白いドレスで登場したのは、「真っ白い気持ちで今日からスタートするという気持ちだから」だという。

 リサイタル前には取材に応じた。これまでの歌手人生を振り返って、「17歳でデビューをした当時は、25年周年を迎えられるとは思わなかった。今が一番楽しく歌えています。でも、まだまだ通過点なので、これから30周年、40周年に向けて歌っていきます。“新ご当地ソングの女王”と呼ばれるように頑張ります」と誓った。

 25年で一番良かったことは「ずっと健康だったこと。健康で笑顔で歌えてきたことです」と言い切った。逆に最もつらかったことは? の質問には「なかったなぁ~」と笑顔を見せた。

 14年9月に1歳下の一般男性と結婚をした。結婚生活が3年半を経過したが、プライベートについては「特に変わりはありません。安心してくださいね」と話した。