シンガー・ソングライターの小沢健二(50)が、自身のツアーに参加した女優の満島ひかり(32)に対する発言が一部で誤解されたとして真意を説明した。

 小沢は7日までに公式サイトを更新。先月23日にスタートしたツア-が3日の日本武道館公演をもって終了したばかりだが、「最終日終演後すぐに書いたもの」だという文章を掲載し、「えーと、ライブの熱の中で言ったことが変に響いたそうなので、書きます」と、ライブ中の出来事を振り返った。

 「自分のオーディエンスもよく『オザケン世代』とくくられるのですが、今回のツアーで客席を見ているといろんな人がいて、『オザケン世代なんてないよなぁ、フクロウがわかるかわからないかだけだよなー』と思いながら、ツアーしていました」と小沢。そうしたことから、満島がライブ中のMCで「私はオザケン世代じゃないので……」と自虐するような発言をした際に「オザケン世代なんて信じてません」と返したが、そのやりとりが一部で「満島をディスった」といった誤解を招いてしまったという。

 「満島さんの冗談をうけて、『オザケン世代なんて信じてません。フクロウがわかる人が僕のオーディエンスです』と、言いました。発言自体は本心ですが、満島さんをディスってるみたいに聞こえたという声があり、そんなつもりは全くないことをお伝えしたく、書いています。満島さんとは過去半年近く、一緒に魂をけずって、長い話をし、お互いに尊敬を持って、作業をしてきました。なので、いつもどおりただ彼女の言葉をうけたのですが、変に響いていたら、すみません。だし、オザケン世代って言葉、自分でも軽口で使います 笑。でも、ああいう本気の場では、本気で長く考えていることが、本気で出てしまいます」と釈明。「ということを、ひかりさんは書かなくていいよと言っていましたが、書いておきます!」とつづった。