TOKYO MXは22日、7月3日スタートの新ビジネス情報番組「ザ・ビジョナリー~異才の花押」(火曜午後7時58分、再放送は日曜午前9時30分)のメインナビゲーターにショーンKことショーン・マクアードル川上氏(50)を起用することを発表した。16年に発覚した経歴詐称問題で長らく表舞台を離れていたショーン氏だが、テレビのレギュラーを務めるのは約2年4カ月ぶり。本格復活の足がかりになるか。

 同局によると、「ザ-」は独自の発想や高い意識を持って企業を成長させている「光る異才」を持つ経営者らをゲストに招く。経営者らとショーン氏が未来のビジョンなどを語り合う内容になる。レギュラー放送スタートに先駆け、来月12日、19日に特別番組を放送するなど、力が入っているようだ。

 ショーン氏は今年元日のTOKYO MXの特番「世界見聞録~モンゴルで経済と豊かさを考える旅」のナビゲーターとして、単発で約1年10カ月ぶりにテレビ復帰している。同局では「1月の番組が好評だったので起用を決めました。ショーンK氏ならではの鋭い視点とユーモアで、ゲストの企業経営者たちと真剣ビジネストークを行います」と説明している。今回のレギュラー復帰について、ショーン氏の所属事務所では、日刊スポーツの取材に「特にコメントはありません」と話している。