今月16日に急性心不全のため63歳で亡くなった歌手西城秀樹(さいじょう・ひでき)さん(本名・木本龍雄=きもと・たつお)の告別式が26日、東京・青山葬儀所で営まれた。

 会場にはファン、関係者を含む約1万人が訪れた。出棺時には主催者の「ヒデキさんといえばアンコール。ヒデキコールを待っていると思います」との声掛けで、「ヒデキ!」コールが湧き起こり、「ブルースカイブルー」「YOUNG MAN(Y.M.C.A)」が流された。ファンらは涙を流しながら「YMCA」のポーズで、西城さんとの別れを惜しんだ。

 妻の美紀さんは「皆様方の温かいお言葉に送られて、秀樹さんも喜んでいることと思います。50周年を目指してハードなリハビリに耐えることができたのも、関係者、ファンの皆様のおかげと思います」とあいさつ。「どうか秀樹さんを忘れないでください」と涙で締めくくった。