フジテレビ系「シグナル 長期未解決事件捜査班」(火曜午後9時)の5日第9回の平均視聴率が7・3%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べでわかった。第1回は9・7%、2回は8・4%、3回は8・3%、4回は7・9%、5回は6・7%、6回は5・7%、7回は6・9%、8回は6・9%だった。

 俳優坂口健太郎(26)が連続ドラマ初主演。ドラマは、16年に韓国で放送された同名ドラマのリメーク。現代を生きる刑事(坂口)が、過去を生きる刑事と、謎の無線機で交信し、未解決事件を解決する物語。韓国男性7人組ヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)」が日本のドラマ主題歌を初めて手掛けることでも話題になっている。

 あらすじは、白骨化した大山(北村一輝)の遺体を発見した健人(坂口健太郎)と美咲(吉瀬美智子)。悲しみに暮れる美咲のそばで、健人は遺品から1枚の名刺を見つける。それは、兄の亮太(神尾楓珠)の逮捕後、幼い健人が通った飲食店のものだった。1999年当時、亮太が集団暴行事件の主犯として逮捕され、加害者家族となった健人は、母親と離れて親戚の家へ。大山は、中本(渡部篤郎)が誰かをかばうために亮太を陥れたことに気付くが、強大な権力の前になすすべもなかった。