女性蔑視など不適切な発言で事務所を解雇されたモデルで俳優夏目雄大(21)が、一連の騒動について謝罪した。

 夏目は11日、ツイッターを更新。「このたびは、私の一連の騒動に関連して、皆様に深い傷や大変なご迷惑とご心配をおかけしてしまったことについて、ご報告と謝罪をさせていただきたく存じます。現在、事務所を離れており、皆様に情報を発信する適切な媒体がないため、Twitter上でのご報告と謝罪となりますこと、おわび申し上げます」として、代理人弁護士と連名での謝罪文を掲載した。

 夏目は過去にツイッターで「ブスに人権はない」「妊婦さんに膝カックンして絶望させる遊び」などと投稿。こうしたツイートが最近になってネット上で炎上騒ぎとなり、5月18日に所属事務所から契約を解除された。

 夏目は「今回公になった投稿は、大半が紛れもなく当時学生だった私が発信した投稿です」と認めた上で、「芸能界に入り、私なりに誠心誠意、芸能活動に従事して参りましたが、多くの大切なファンの皆様、関係者の方々を失望させ、ご期待ご信頼を裏切る形となり、いくら悔やんでも悔やみきれません。本当に申し訳なく感じております」と反省。「今回の皆様の批判については真摯(しんし)に受け止め、皆様の信頼を取り戻せるよう一生懸命努力していく所存です。改めまして、今回の一連の騒動につきまして、心より謝罪させていただきます。大変申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 また代理人弁護士は「事実関係を確認したところ、当時16歳であった夏目が、仲間内での冗談・悪ふざけにより、一連の投稿を行っていたことが確認できました。ファンの皆様にとって不快に感じる不適切な内容を投稿したことについて、本人も深く反省しております」と説明。夏目の芸能活動謹慎を発表し、「皆様におかれましては、夏目の今後の成長を応援していただければ幸いに存じます。なお、現在、夏目に対する殺害予告等の表現も見受けられるため、行き過ぎた表現についてはお控え頂ますようお願いいたします」と呼びかけた。