歌舞伎俳優の市川海老蔵(40)が、昨年6月に亡くなった最愛の妻、小林麻央さんの命日を迎え、故人をしのんだ。

 海老蔵は22日朝に更新したブログで「今日です。一年が経ちました」と麻央さんの命日を報告。その後は麻央さんが生前つづったブログを引用しながら、当時を振り返った。

 がん闘病中だった昨年3月、血液検査の結果が思わしくなく「身体によいことしかしてないのに何故だろう。がびちょーーーーんっ!!と言ってみる。気が明るくなった。有難い言葉だ」という麻央さんに、海老蔵は「ガビンチョーン よく口にしてました。深刻な時も麻央のガビンチョーンに私自身も何回も助けられました。そして麻央のガビンチョーン。可愛かったです」と懐かしんだ。

 昨年4月、せきが止まらない麻央さんが「あまり咳をするとまわりの方に 迷惑かなと思い、『ごめんなさい。風邪じゃないんです! 癌なんです。』と言っていると、主人に、すごいね!それ と驚かれました」とつづったエピソードに、海老蔵は「それ すごいと思うよ、普通、周りの方にうつらないですという気配りが風邪ではないんです。ガンなんです。って、、やはり貴方は凄い」と感服。麻央さんが「え? まだ生きてたの? と数年後にも言われたいです笑」とつづったブログに、「そうあって欲しかった、ただ そうあって欲しかったです」と悲しみをにじませた。