漫才コンビ「千鳥」が30日、大阪市内で、読売テレビの漫才番組「漫才Lovers」(7月15日午後3時=関西ローカル)の新MCに就任し、収録後に会見した。

 漫才師にこだわるノブ(38)大悟(38)は、前身の「ZAIMAN」時代から、この漫才番組枠にあこがれ、出演オーディションを重ねてきた。

 大悟は「お前ら、ボケとツッコミ入れ替われ、と言われたり」したと言い、ノブは「吉本と、読売テレビ、両方のオーディション(手見せ)に通らないと出られないので、ずっと目標だった。その番組のMCに決まって、夢のようです」と言い、テンションは高い。

 同番組は年3回放送されているもので、これまで7年間、タレント東野幸治(50)が進行してきた。その東野から、千鳥の2人がバトンを受け、この日、新MCとしての初収録も行った。

 ノブは「漫才(師)だけの番組っていうのがおもしろい。師匠方とのトークコーナーも新鮮です」。関西伝統の寄席形式番組の“顔”に決まり、満面笑み。

 一方で、大悟は「ちょい先輩とか、後輩とかはあれなんですけど、やっぱり(西川)のりお(上方)よしおさんとか、師匠が入ってくると…。(前任の)東野さん、すごかったんだなと思いました」とも漏らしていた。