吉本興業など民間13社と官民ファンド「クールジャパン機構」が組織する「クールジャパンパーク準備株式会社」は5日、大阪市内のホテルで会見。

 19年2月、大阪城公園内に開業予定の劇場型文化集客施設「COOL JAPAN PARK OSAKA」3劇場の愛称を発表し、その命名を明石家さんま(63)が行ったと発表した。

 同施設は、多目的に使える劇場集積型の文化施設で、国内及びアジア各国・地域をはじめ、世界中から大阪を訪れる観光客を魅了する体験を提供することを目的としている。

 大きさの異なる3劇場は、1144席の「WWホール」、706席の「TTホール」、300席の「SSホール」。命名したさんまがVTRで登場し「適当に付けたらこれでええと言われたんですけど…、本当にこれでいいのでしょうか…」と苦笑いしながらコメントした。

 さんまは「皆さんでご自由に、大喜利的に、大阪人らしい遊び方をしてもらったら」と続け、命名理由を説明。「あとはご自由に。永遠に正解は出さないようにしておきますので」と、ネーミングをめぐっての“遊び”も呼びかけた。

 「クールジャパンパーク準備株式会社」代表取締役社長の戸田義人氏は、さんまに命名を依頼したことについて「関西出身で、広く、日本だけでもなく世界の皆さんにも愛されているようなエンターテイナー」と、理由を明かした。

 またこの日は、同施設のこけら落とし公演として、さんまとナインティナインの岡村隆史(48)が出演し、往年の名物コンテンツ「花の駐在さん」(TTホール)が上演されることも発表された。