ダンサーで俳優の生島翔(32)が8日、東京・後楽園ホールで行われた「新日本キックボクシング MAGNUM47」(代表・伊原信一)でリングアナウンサーを務めた。

 父のフリーアナウンサーの生島ヒロシ(67)が、伊原代表の伊原道場に通っていた関係で白羽の矢が立ち、今回が7回目の登板となった。後楽園ホールを埋め尽くした満員のファンの度肝を抜く張りのある大声で、対戦する選手を紹介して、熱戦を盛り上げた。

 生島翔は「始めた当初は、どうやっていいか分からず、声も小さかったんですが、今では慣れてきました。主役はあくまでも選手で、僕は縁の下の力持ちに徹することがコツです。選手が全力を出し切れるよう、エールを送るのが僕の役目です」と話した。

 今年5月に準主役をつとめたハリウッド映画「DARC」がネットフリックスで世界190カ国に配信された。ワイルドな演技と米国留学で鍛えた英語力で評価を得たが、最近はバラエティーにも進出している。9日放送の日本テレビ系「有吉ゼミSP」(月曜午後7時)にはゼミ生として出演している。