女性シンガー・ソングライター山崎彩音(19)が今日25日に、アルバム「METROPOLIS(メトロポリス)」でメジャーデビューする。

 小5の時に関ジャニ∞に憧れ「メンバーになりたい一心でギターを始めた」という。才能は早い時期から開花。15歳になると東京や神奈川のライブハウスで、音楽活動をスタートさせた。16年には「FUJI ROCK FESTIVAL」に、シンガー・ソングライターとして史上最年少(17歳)で出演を果たした。

 それまでの多くのライブ活動や作品発表などを評価され、昨年には日経エンタテインメントの「今注目のすごい10代」に選ばれて大きな話題を呼んだ。さらに、ニッポン放送の大みそか特番のパーソナリティーに抜てきされるなど、音楽の枠を超えた幅広い活躍も見せている。ギタリスト仲井戸麗市(67)も、山崎の才能を認めている1人だ。

 所属レコード会社「フォーライフ」では、今年5月にアルバムデビューをした、ほのかりん(21)とともに「平成最後を飾る2大女性シンガーに育てたい」と、彼女らの実力にほれ込んでいる。31日には、神奈川・三浦海岸でメジャーデビュー後、初のライブを予定。初アルバムについて、山崎は「ぜひ手にとって、ブックレットを見ながら聴いてください」と自信を見せている。

 ◆山崎彩音(やまざき・あやね)1999年(平11)1月26日、神奈川県生まれ。小5からギターを始め、15歳でライブハウス活動をスタート。17年4月にファーストミニアルバム「キキ」を発売した。村上春樹氏の作品を愛読している。