Sexy Zone中島健人(24)が、10月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「ドロ刑-警視庁捜査三課-」(土曜午後10時)に主演することが30日、分かった。

 連ドラ主演は14年の「黒服物語」(テレビ朝日系)以来4年ぶりで、ゴールデン・プライム帯では初主演となる。

 8月25日放送の「24時間テレビ41」ドラマスペシャルでも主演として漫画家・石ノ森章太郎を演じる中島だが、かねてからの憧れだった刑事役に挑戦することになった。

 主演の話をもらい最初に思い浮かんだ言葉は、「みなさまの心、毎週捕らえます!!」だった。「まだクランクイン前ですが、きっと刑事の勘です」と笑った。「小さいころから遊びのドロケイが好きで、逃げることより追うことに徹していた自分は、刑事ドラマに出るのが夢でした。だから、刑事を演じるチャンスをいただき、とてもうれしいです」とコメントした。

 同作は「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の福田秀氏の漫画「ドロ刑」の映像化作品。同漫画は今年1月に連載が始まったばかりで、異例の速さでの実写化となった。中島演じる新米刑事の斑目勉(まだらめ・つとむ)が、遠藤憲一(57)演じる伝説の大泥棒の煙鴉(けむりがらす)と禁断のコンビを組む新感覚刑事ドラマだ。

 遠藤憲一との共演は、09年の「チーム・バチスタ第2弾 ナイチンゲールの沈黙」(フジテレビ系)以来9年ぶり。「以前『目の芝居がいいね』とお褒めの言葉をいただき、感動した思い出があります」とし、「現場ではたくさんのことを遠藤さんから盗みたいと思います!」と意気込んだ。

 また、遠藤は「9年前の共演では、まだ少年ながら難しい役を見事に演じていた。大人になった中島君と、再び共演できることが楽しみでなりません」と話した。