昨年再始動した男性デュオ、CHEMISTRY(ケミストリー)が神宮花火大会に初出演した。

 同デュオは12年4月から活動休止し、それぞれソロ活動に専念。5年後の昨年2月に活動再開した。再始動後の新曲で、昨年シングル発売した「ユメノツヅキ」やデビュー曲で代表曲「PIECES OF A DREAM」など4曲を披露。会場に美しいハーモニーを響かせた。

 堂珍嘉邦(39)は神宮花火大会で歌手がライブを行っていることを今回、初めて知ったという。2人のファンだけでなく、花火を見に来た家族連れやカップルの前での歌唱に「距離感がどんなものなのかと思いましたが、ちゃんと歌を聴きに来てくださっているなと思いました」。一方で「やっと神宮花火大会に出られた感がありました」という川畑要(39)は「いろいろなファンに知ってもらえるチャンス。そういったことに燃えてくるタイプですが、思い切り楽しめました」と笑顔を見せた。

 10月7日から全国ツアーを開始する。川畑は「モチベーションが上がりました。今日は階段を上がっている途中に、イントロが急に流れましたが、そういったことがきても大丈夫です」と話した。