NEWS加藤シゲアキ(31)主演の日本テレビ系連続ドラマ「ゼロ 一攫千金ゲーム」(日曜午後10時30分)の19日第6話視聴率が5・8%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 初回視聴率は、7・1%、第2話6・7%、第3話は6・3%、第4話は6・1%、第5話は7・9%だった。

 同作は「カイジ」「アカギ」などを生み出した漫画家福本伸行氏の「賭博覇王伝 零」が原作。コミック発行部数は、300万部を誇る人気作のドラマ化だ。建設中のアミューズメントパーク「ドリームキングダム」を舞台に、若者たちが賞金1000億円のために命がけのサバイバルゲームを展開。その中で互いに助け合い、真の友情を築き上げていく物語だ。

 加藤のゴールデン・プライム帯主演は、今回が初めて。町の進学塾で教壇に立つ非正規教員でありながら、名乗らずに人を助ける「義賊」でもある主人公・宇海零(ゼロ)を演じる。ドリームキングダムを主宰する資産家の在全無量を梅沢富美男(67)、幹部の後藤峰子を小池栄子(37)が演じる。サバイバルゲームに挑戦する末崎セイギを間宮祥太郎(25)、義賊の真鍋チカラを加藤諒(28)、ゼロをしのぐ頭脳を持つミステリアスな中学生標(しるべ)を佐藤龍我(15)が演じる。

 第6話は、ようやく1つめ目のリングを手に入れたゼロ。標から、2人で打倒在全を打診される。だが、守るべき仲間のいるゼロにとっては、受け入れがたい提案だった。

 次に挑むゲームは「ザ・アンカー」。鋭利な刃が付く振り子型アンカー(いかり)が顔の真上を行き来する状況の中、アルファベットのパネルから問題を選び解答していくというゲーム。アンカーポイントの問題に不正解すると、アンカーが下がるという過酷なゲームだ。

 このゲームの進行役小太郎(手越祐也)は、友情や人の絆を憎むサディスト。ゼロ、ヒロシ(岡山天音)、ユウキ(小関裕太)の3人でゲームに挑むが、小太郎は「友情なんか簡単に壊れるところを見せてあげるよ」と笑う。小太郎が喜ぶ中、ゼロはパネルに隠された法則に気付くが、ユウキがアンカーポイントの問題に不正解。絶体絶命に陥る、という内容だった。