今年5月に英ヘンリー王子(33)と挙式して以来、父親との確執が報じられているメーガン妃(37)だが、エリザベス女王(92)がそんな彼女に同情しているという。

メディアと組んでヤラセ写真を撮らせた挙句、英王室を批判するなど、父親の行動に頭を悩ませているメーガン妃だが、王室関係者は米USウィークリー誌最新号に、「メーガン妃が家族の問題に直面する中、驚いたことに、エリザベス女王が彼女をサポートしている。メーガン妃は現在、困難な状況にあるが、女王は、彼女にはどうすることもできないと理解している。女王はメーガン妃に同情している」と語っている。

そればかりか、女王は米国生まれで活動家でもあるメーガン妃を賞賛しているという。「まったく異なるバックグラウンドと世代の2人だが、お互いの間に純粋な温かさが流れている」としている。

エリザベス女王と亡くなったヘンリー王子の母ダイアナ妃との間には、嫁姑の確執があったことは有名であるだけに、厳格な女王が民間出身で離婚歴のあるメーガン妃に理解を示すとは、意外な話である。

関係者の話によると、メーガン妃と交際中だったヘンリー王子が女王に紹介した際、メーガン妃をすぐに気に入ったという。「彼女が孫に幸せをもたらした女性であるだけでなく、知的で礼儀正しく、王室のことを熱心に学ぼうとする姿勢を示したからだった」としている。(ニューヨーク=鹿目直子)