女優上白石萌音(20)が、10月21日以降放送のNHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜午後8時)に出演することが10日、同局から発表された。

同日放送分から、最終章となる明治時代に突入する。激動の明治政府、そして日本最大規模の内戦・西南戦争が描かれる。

上白石は西郷従道の妻・西郷清を演じる。上白石は「故郷鹿児島に帰るたびに、街中が『西郷どん』一色なのを目にしていましたが、まさか携わらせていただけるなんて本当に光栄です」とコメントした。上白石は11年11月、NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」でドラマデビューしている。「デビューが大河でした。またあの場所に戻れること、しかも大切な地元が舞台の物語の一部となれること、大好きな方言をせりふとして話せることをかみしめて参加させていただきます」。

また、西郷吉之助と愛加那の長子、西郷菊次郎の4~12歳を城桧吏(12)、14歳以降を今井悠貴(19)が演じる。城は大河ドラマ初出演。「いつか時代劇に出演したいと思っていたので、今回出演が決まってとてもうれしかったです。明治時代を生きた西郷菊次郎さんになりきってがんばります」とコメントした。