今春、入社した読売テレビの沢口実歩アナウンサー(22)が11日、大阪市中央区の同局で、同局番組を対外的にアピールする「PR隊長」に就き、開局60年記念イヤーでの就任に「花を添えるべく、花柄の衣装できました」と満面笑みで自己PRした。

岩手出身で、大学は慶大卒。柄物好きが多いと言われる関西にゆかりはなく、普段は「無地が多い…」とか。ド派手な花柄ジャケットは「初めて着た」そうだが、中学時代に水泳で鍛えた体には意外に映えた。

「はい、これから(私服でも)柄物に挑戦しようと思います」と言い、ファッションから関西になじむ意気込みを見せた。

毎年秋、新人アナウンサーが、番宣ミニ番組などを担当する「PR隊長」に就き、前任の新人アナから引き継ぎが行われており、恒例のバトンタッチ。1年先輩の中村秀香アナウンサーからバッジ、たすきを渡され「気合が入ります」と、笑みをこぼした。

PR隊長は体を張った仕事も多く、中村アナからは「この1年、蛇を体にまいたり、ワニの串カツ、こおろぎを食べたり、普段なら経験できないことをさせてもらいました。沢口アナは明るくて、人なつっこいので大丈夫です」とエールを送られ、大きくうなずいた沢口アナ。ただし、苦手なこともあるようで、それは「絵…です。見てはいけない物を皆さまに見せてしまう」ほど、下手だという。

忍者をモチーフにした同局キャラクター「シノビー」を描いてみたところ「ライオンになった」ほど、絵の才能がないそうで「とても無理です」。代わりに「でも、週5回ヨガにも通っていますし、運動は得意です。何でもやれます」と胸を張っていた。