山田裕貴(28)と乃木坂46齋藤飛鳥(20)が18日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた、映画「あの頃、君を追いかけた」(長谷川康夫監督、10月5日公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。

やんちゃな男子高校生(山田)と優等生の女子高生(齋藤)が、互いにひかれ合いながらも煮え切らない関係のまま進んでいく10年間を描いた作品。

山田齋藤、共演の松本穂香(21)佐久本宝(20)國島直希(24)中田圭祐(22)遊佐亮介(24)の7人は、劇中の制服姿で登壇した。

13歳でデビューした齋藤は「私にとって“あの頃”というのがなくて、乃木坂しかないので、そのホーム以外で青春を経験させてもらったのはこの作品が初めて。ここに立っている皆さんは私にとって大事な存在だろうし、この作品も大切になっていくと思います」とクールに話した。

最年長の山田は、自身の制服姿を見下ろして「完全に、年がちょっと…。あと2年で30歳なので」と恥ずかしそうに笑った。

この日は山田の誕生日。本人には内緒でサプライズが用意されていたが、山田は「『18日に完成披露あります』と言われて、何もないわけないよな、と思って。正直バレバレです」とニヤリ。

それでも、会場の観客と共演者にバースデーソングで祝われ、ケーキを「あーん」で食べさせてもらうと、「めちゃくちゃうれしいです」と笑みを浮かべた。

山田は「この映画に関わってる子は役者を始めたばかりの子が多くて、飛鳥ちゃんも初めてで、今までと違うフィールドで悩んだこともたくさんあったと思うけど、映画を知ってもらうことばかり考えていたので、すげえうれしいです。やばいっす」とうれしそう。

「『主演だから頑張ろう』とか一切なくて、みんながこの映画に出演したことで活躍できたらいいなと思っていた」と、若い共演者からのサプライズに喜んでいた。