今夏に大ヒットした米映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を手がけたマーベルスタジオが、次回作「エターナルズ」に中国人女性監督の起用を決めたと、複数の米メディアで報じられた。

米ヴァラエティ誌などによると、今年5月に企画が報じられた同作でメガホンをとるのは映画「ザ・ライダー」でカンヌ国際映画祭の監督週間最高賞を昨年受賞した新進気鋭のクロエ・ジャオ監督。

1976年に発表されたコミック「エターナルズ」は、100万年前の地球を舞台に類人猿の遺伝子操作実験行った過程で3つの種族が誕生したことから始まる物語で、超人種族エターナルが人類を脅威から守る守護者の役割を担っているというストーリー。

脚本家が決まったと伝えられている以外はベールに包まれている同作の具体的なストーリーや企画の詳細、公開時期などは不明。来年公開される「アベンジャーズ」シリーズ第4弾を受けて、マーベルの物語は新展開に突入するとみられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)