女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の26日に放送された第153話の平均視聴率が23・3%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。

これまでの最高視聴率は、8月8日に放送された第111回で、草太のカツ丼で大繁盛したつくし食堂に裕子とボクテが訪れてきて再会する、という回で24・5%だった。

同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

あらすじは、涼次(間宮祥太朗)から復縁の申し出を受けた鈴愛(永野芽郁)だったが断った。夜になって花野(山崎莉里那)にも相談。すると花野は鈴愛の心には涼次ではなく、律がいると見抜いていた。そよ風ファンの部品が東日本大震災の影響で集まらず行き詰まっていた。そんな時、鈴愛は裕子(清野菜名)の夫浅葱洋二から電話を受け、秋風羽織(豊川悦司)が浅葱の所に来ていることを知らされた。そしてある日、涼次がスパロウリズムを訪れ、律に「よろしくお願いします。鈴愛ちゃんに、はっきりと断られました。鈴愛ちゃんをよろしく」と言って去っていった。

鈴愛が津曲らとそよ風ファンの部品調達方法の話をしていると携帯が鳴った。ボクテからだった。その声は震え「裕子ちゃん、見つかったって。ダメだった」と告げた、という内容だった。