岸谷五朗(54)と古川雄輝(30)が2日、都内でテレビ東京系連続ドラマ「天 天和通りの快男児」(3日スタート、深夜1時35分)の記者会見に出席した。

会見の冒頭、岸谷は「特殊なドラマです。美しい夕日も海もありません。ひたすらマージャンを打ち続けるドラマです」。マージャン好きという古川は「唯一の趣味がマージャン。学生の頃、雀荘で読みながら打っていたので、その作品に出演できてうれしく思っています」とし、「こんなにも興奮しながら自分のドラマをみたの初めて。メチャクチャ面白いです」とPRした。

撮影は終了しているといい、岸谷は「この夏は、40度近い日がありました。全員、冬の衣装で私は革ジャン。打ちながら何人かふらっとしてました。ロケ地が工場だったりするのですけど、冷房もなくて、冬服で。苦境でした」と振り返り、会場の笑いを誘った。

同ドラマの原作は「カイジ」などを手掛ける福本伸行氏のマージャン漫画。マージャンの「理」に対して深い造詣を抱き、雀荘で素人相手に荒稼ぎをしていた、古川演じる井川ひろゆきは、ある日、マージャンの請負業(=代打ち)を営む岸谷演じる天貴史と出会う。天は、無類の勝負強さと強い意思をもつ代打ちで、井川は天に憧れ、マージャンの世界に没入していく。やがて天と井川は、吉田栄作演じる神域の男と呼ばれる伝説の雀士・赤木しげるや、的場浩司演じる関西屈指の現役最強の雀士・原田克美らと出会い、日本の裏マージャン界の頂点を決める戦いに挑んでいく。

この日は他に、吉田、的場、原作の福本氏も出席。また、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」で3日の第1話終了後から全話一挙配信されることも発表された。