米映画「プーと大人になった僕」が公開中の英俳優ユアン・マクレガー(47)が、今年1月に離婚を申請した仏人美術監督のイブ・マブラキスさんと扶養費を巡って対立していることが明らかになった。「和解しがたい不和」を理由に22年間連れ添ったマブラキスさんと離婚を申請したマクレガーは、経済的な支援をすることで合意していたが、このほど「本来支払うべき額を超えている」として減額を求めていることが裁判所の資料から明らかになった。

資料によると結婚中に養子を含む4人の子供をもうけたマクレガーは、「裁判所から養育費や扶養費の支払い命令がなかったにもかかわらず、自発的に妻と子供たちの生活費を支払ってきたが、払いすぎている」と主張している。

一方のマブラキスさんは、「支払われるべき額よりも少ない」と反論しており、真っ向から対立していると伝えられているが、マクレガーの広報担当者は報道を否定している。マクレガーは成人している長女以外の3人の娘たちの共同親権を求めている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)