東京地裁は5日、覚せい剤取締法違反(使用)の罪で東京地検に起訴された、女優三田佳子(76)の次男で職業不詳の高橋祐也被告(38)の保釈を認める決定をした。

起訴状によると、高橋被告は9月9日ごろ、東京・渋谷区の自宅で覚醒剤を使用したとしている。10日夜には同区内の焼き肉店でトラブルを起こしたとして通報され、様子が不審だったことから尿検査を受けたところ、覚醒剤の陽性反応が検出されていた。

今月1日に起訴され、2日に弁護人が保釈を申請していた。保釈保証金は300万円だが、納付が間に合わなかったもようで、この日の保釈は見送られた。

高橋被告が同法違反で逮捕されたのは今回が4度目で、08年には懲役1年6月の実刑判決を受けている。