乃木坂46のアンダーメンバーによる「アンダーライブ」の北海道シリーズ千秋楽公演が5日、Zepp Sapporoで行われ、能條愛未(23)がグループからの卒業を発表した。12月15日の握手会で卒業する予定で、卒業後も芸能活動を続ける。

アンコールで「私、能條愛未は、乃木坂46を卒業します」と報告。卒業は1年半前から考えていたといい、「もうそろそろここを出て次のステージに行こう、という気持ちが出てきて、スタッフさんと話し合って、今年いっぱいをめどに活動してきました」と経緯を説明。「この7年間、私にとって悔いはありません。この先も不安はありません」と言い切った。

能條は11年8月加入の1期生。エース西野七瀬(24)やキャプテン桜井玲香(24)らと同じ94年生まれで「華の94年組」とも呼ばれる黄金世代の1人だ。今年7月上演の「ホリケン演劇の会 第5回公演『ラヴ戦争』」など舞台出演経験が豊富で、歌唱力も高い。

能條はステージ上でファンへの感謝を伝えた上で、「私は卒業しますけど、乃木坂にはこんなにたくさん魅力にあふれるメンバーがいます。だからこれからも応援よろしくお願いいたします!」とあいさつし、大歓声を浴びた。【横山慧】

◆能條愛未(のうじょう・あみ)1994年(平6)10月18日、神奈川県生まれ。12年2月、シングル「ぐるぐるカーテン」で選抜メンバー入りし、CDデビュー。14年4月公開の「死の実況中継 劇場版」で映画初主演。愛称「じょーさん」など。162センチ。血液型A。