有村架純(25)主演の映画「かぞくいろ RAILWAYS私たちの出発」(吉田康弘監督、11月公開)の完成披露試写会が18日、都内で行われた。

鉄道を題材にした人情ドラマ第3作。今回は夫を失ったシングルマザーが、義父の働く鹿児島の鉄道で運転士を目指す物語だ。有村は「初めての母親役でしたが、主人公の女性も同じ25歳で、実は母親の役割が分かっていない。彼女に寄り添い、手探りで役に入っていった感じです」と振り返った。

子役の歸山竜成(11)は「有村さんとのシーンはどれも印象的でした。海沿いの撮影がとっても寒くて、みんな休憩時間も沈黙しているときにただ1人半袖で平気な顔をしていた国村(隼=62)さんがすごくて、気まずいくらいでした」と、祖父役の国村に改めて尊敬のまなざしを向けるひと幕もあった。

桜庭ななみ、木下ほうか、筒井真理子、板尾創路、青木崇高もあいさつに立った。