甘いルックスで中高年の女性に絶大な人気を誇る演歌歌手・川崎修二(51)が23日、大阪・北区の日刊スポーツを訪れ、24日発売の新曲「中之島純情」をPRした。

兵庫・尼崎出身の川崎にとって、デビュー15周年の新曲は地元関西が舞台。北新地を背に写真撮影をした川崎は「まさに曲の舞台はこのあたり。男の未練がテーマなんですよ」。歌詞には「御堂筋」「淀屋橋」の地名が登場する。歌の主人公は50~55歳で、昭和の時代に北新地界隈を愛する女性と一緒に歩いた男性が「あの頃に戻れれば」と思い出す切なさ…それを社交ダンスのような軽いメロディーで歌いあげる。

作曲家・叶弦大の内弟子を5年務めるなど36歳でデビューした苦労人。自らハンドルを握って地道に全国を回ってファンを増やしてきた。節目で思うことは「最近、顔が穏やかになったねと言われるんです。15年間、何とか売れなきゃと思って走ってきた。これからは応援してくれるお客さんと触れ合い、接していければと思っています」。10月25日に15周年記念コンサート(明石市立西部市民会館)を開催。26~27日もイズミヤ今福店などで店頭キャンペーンを行う。人としてもひと回り成長した川崎の情緒深い未練歌に注目だ。