木南晴夏(33)が、TBS系で9日放送の「大恋愛~僕を忘れる君と」(金曜午後10時)第5話から出演することが2日、分かった。6月に玉木宏(38)との結婚を発表後、ドラマへの出演は初となる。

木南は劇中で、ムロツヨシ(42)演じる元小説家・間宮真司の担当編集者・水野明美を演じる。真司の才能にほれ込み、良い環境で執筆に打ち込めることと作品が広く世間に認められることを望み、かいがいしく世話を焼くことが、真司と戸田恵梨香(30)演じる若年性アルツハイマーの女医・北澤尚との関係に、大きな影響を及ぼしていく役どころだ。

木南とムロは、テレビ東京系で11、12、16年に放送された連続ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズ全作に出演し、木南が村娘のムラサキ、ムロが魔法使いのメレブを演じるなど公私ともに交流がある。ムロとの共演は、その時以来で、木南は「ムロさんに言われて気付いたのですが、『勇者ヨシヒコ』以来の共演で。今まであの仮装姿でお芝居をしていたので、(現代劇の)このドラマでは若干小っ恥ずかしいような違和感がありつつも、これから慣れていくのかなという感じです。でも、やはり、ムロさんが現場にいてくれると安心します」と信頼感を口にした。

「大恋愛~僕を忘れる君と」では、二枚目過ぎるムロの演技が話題だが、木南は「いつもと違って二枚目の演技をされているので、最初は『なにしてんの?(笑い)』とも思いましたが」と一刀両断しつつも「(演じる真司は)普段のムロさんに近い感じがします。初日の撮影では、そんなにかっこつけていなかったので、二枚目のムロさんはまだ分からなかったです」と笑った。

小説の編集者を演じることについては「小説の編集者をされている方にはなかなかお会いする機会がないのですが、マネジャーやインタビュアーといった近しい職業の方を参考にして、口調や接し方などに気をつけて演じていこうと思っています」と語った。そして視聴者に「主人公が若年性アルツハイマー病という難病にかかってしまうストーリーですが、人と人とのピュアな 恋愛を描いていて、とっても切なくなったり、優しくなったり…。すごくシンプルで、原点に戻れる ドラマだなと思いました。そういうところを、視聴者の皆様にも楽しんで頂きたいです」とコメントした。