朝日放送(ABC)グループの新春社長会見が16日、大阪市内で行われ、朝日放送テレビの山本晋也社長(62)が昨年の「M-1グランプリ」終了後に、お笑いコンビ「とろサーモン」の久保田かずのぶ(39)とスーパーマラドーナ・武智(40)が審査員だった上沼恵美子(63)へSNSを通じて暴言を吐いた騒動について、言及した。

「この番組が国民的な番組の1つになったのではないかと、いいも悪いも感じています。M-1の神髄は真剣勝負の場としてやってきている。ある意味、過熱するのは仕方がない。芸人さんにとっても真剣勝負。視聴者も真剣勝負を真剣にみているので、(ネットへの)書き込みや反応があるのかなと思う」

上沼はラジオで審査員から退くことを示唆しているが、今年のMー1グランプリの審査員のオファーについて「審査委員をだれにするかは制作側の大きなテーマ。私がどうこういうつもりはないが、そのときの一番いい、真剣勝負を真剣に審査していただけるのが一番。その時期が来れば審査員を考えればいい」と上沼も候補に入っていると明言した。