お笑いコンビ、和牛が18日、大阪市内で関西初の冠番組となるカンテレ「和牛のギュウギュウ学園」(29日深夜0時55分スタート、関西ローカル)の記者会見に出席し、理想の先生像を語った。

先生役の和牛とオーディションで選ばれた現役中高生10人が作り上げていく青春応援バラエティーで、教室のクラスを舞台に和牛と生徒たちが最新の流行についてトークを繰り広げたり、和牛が生徒たちの悩み相談などに乗る。

理想の先生像を聞かれた川西賢志郎(34)は、漫画「GTO」などに登場する破天荒な先生キャラの鬼塚英吉を思い浮かべ「ああはなれない」と笑わせ「等身大のまま、やっています」と話した。

相方の水田信二(38)は「(生徒と)仲が良い時は仲が良いけど、厳しくせなあかん時は厳しくなりたい」として、理想像は「10年ぐらい前のラモス瑠偉さん」。会見場が驚く中「厳しい時は厳しいし、人間的なことでも怒っている」と、ラモスさんの指導方法などを「参考にしている」と明かした。

ともに先生役を務める川西には「キング・カズさんみたいになって欲しい」。ラモスさんと当時のヴェルディ川崎でプレーし、2月に52歳となる今季も現役を続ける三浦知良(カズ)の、背中で語る姿を参考に「子どもたちに背中を見せて語る感じ。努力を怠らない感じ」という先生像を要望していた。

関西初の冠番組に大阪府出身の川西は「夢」だったと感激し「(生徒らと)1つの学級となって、楽しい番組にしていけたら」。水田は「目指せ、視聴率100%」と大きな目標を掲げて「街で『和牛さんや』じゃなくて『先生』って、声かけられるぐらいの人気番組に」と、意気込みを語った。