女優白石まるみ(56)が、20年ぶりとなる新曲「アニマロジーディスコ」を2月14日に発売する。得意の「どうぶつ占い」を織り込んで作詞も担当。幼児から大人まで楽しめる“和ディスコ歌謡”に仕上がっている。

白石は、1978年(昭53)にTBS系連続ドラマ「ムー一族」で女優デビュー。83年にブームを巻き起こした堀ちえみ主演のTBS系「スチュワーデス物語」などで活躍した。歌手としては、82年に松任谷由実作詞、松任谷正隆作曲の「オリオン座のむこう」でアイドル歌手としてデビュー。シブがき隊や小泉今日子、中森明菜、松本伊代、早見優、石川秀美と同じ「花の82年組」だった。

女優、タレント活動と比べて、歌手としては不完全燃焼だっただけに、20年ぶりの新曲にかける意気込みは大きい。元ずうとるび江藤博利(60)がプロデュースする、主演舞台「昭和歌謡コメディ」に出演した際に作詞した歌が今回、CDとなった。作曲は所属事務所生島企画室の後輩のシンガー・ソングライター、タクトくん(30)が担当した。

白石は「どうぶつ占いを取り入れた新曲は昭和感もたっぷりで、人間を動物に当てはめた楽しい曲に仕上がっています」と話している。「生島企画室」の生島ヒロシ会長(68)は「ノリのいい、ご機嫌な曲です。どうせなら、ド~ンと大みそかを狙って欲しいです」と紅白出場を目標に掲げた。