韓国の5人組女性グループ、Red Velvet(レッドベルベット)が30日、横浜アリーナで全国アリーナツアー最終公演を行った。

昨年8月から始まった世界ツアーの一環で、福岡、神戸、同所で合計5公演を行って4万人を動員。日本での公演がラストとなったこの日は、代表曲「#Cookie Jar」や最新曲「SAPPY」など24曲を披露して、1万人を魅了した。

リーダーのアイリーン(27)は、ペンライトで光り輝く客席を見て「横浜の夜景は、どこにも負けないくらいきれいと聞きましたけど、ここも負けないくらいきれいです」。アンコールでは、来月20日に新曲「Sayonara」を配信することも発表し、さらにファンを沸かせた。

インスタグラムの公式アカウントのフォロワー数は697万人。昨年末の米ビルボード「年間ベストK-POPソング」として「Bad Boy」が1位を記録し、今月発表のマイナビ「10代女子が選ぶトレンド予測ランキング」ヒト部門では女性グループで唯一ランクインするなど、国内外の若い女性に人気を集めている。日本でのツアーを終えて、来月からはロサンゼルスなど、米国、カナダを回る。

今回の日本ツアーを振り返り、ウェンディ(24)は日本語で「皆さんから、自分にはもったいないくらいの愛をもらっていると改めて気付きました。皆さんとはベストフレンドのような存在になりたいです」と感謝。ジョイ(22)は涙ながらに「皆さんには、私たちを通して世界で1番幸せになってほしい。これからもずっと見守ってくれたらうれしいです」。

また、この日の公演中にステージで転倒し、数曲出演できなかった最年少のイェリ(19)は「いいステージをお見せできなくてすいません」と謝罪しつつ「皆さんの姿を覚えて帰ります。この記憶をたどりながら、これからの活動をもっと頑張って、たくさん思い出を作っていきたいです」と話した。