稲垣吾郎(45)がMCを務めるTBS系深夜バラエティー番組「ゴロウ・デラックス」の今春終了が内定し、ファンから悲鳴があがっている。

同番組は、話題書やベストセラーなどを紹介し、著者をゲストに招いて話を聞くブックバラエティー。宮本輝氏や北方謙三氏、西村京太郎氏ら大御所の作家から桂歌丸さん、ビートたけし、松岡修造まで幅広いゲストを迎え、素顔に迫るなど良質な教養番組として評価が高かった。

本好きの視聴者にとっては貴重な番組であるだけに、ネット上では「おいおい、この番組は残しておいてくれよ」「ゴロウデラックスは作家自身がその本の話をしてくれる。こんなシンプルな素晴らしさを持つ番組が他にある??」「ゴロデラ終わらせたらファンだけじゃなく出版業界が泣くぞ」「もったいない。深夜で稲垣吾郎という人柄だからこそ作家はもちろん芸術家たちは心開いたのに」といったコメントが相次いだ。

また、昨年3月には草なぎ剛が出演した深夜バラエティー「『ぷっ』すま」(テレビ朝日系)、香取慎吾出演の「おじゃMAP!!」(フジテレビ系)が終了しており、ジャニーズ事務所から独立した元SMAPの3人がレギュラー出演する地上波テレビ番組として「ゴロウ-」はファンにとって“最後のとりで”だっただけに、「そんなに地上波からSMAPを完全に消したいのだろうか」「ゴロウデラックスにまで悪魔の手が伸びたか」「干される期間は2年という常識も彼らには無期限なのかも もう少ししたら地上波復帰もあるかもって希望は持たない方がいい」などといった声もあがった。