派遣型マッサージ店の女性従業員に性的暴行をしたとして強制性交の疑いで逮捕された俳優新井浩文容疑者(40)がダブル主演した映画「善悪の屑」(白石晃士監督)が公開中止になったことを受け、9日、原作者の渡邉ダイスケ氏がツイッターに心情をつづった。

渡邉氏は、公開中止になったことへのおわびと、励ましのコメントを受けたことへの感謝を記し「なにより被害にあわれた女性の方の心の傷が癒えることを心から祈ってます…」とした。

さらに「関係者の皆さんも、お仕事でやられてる以上、ご家族や生活があることと思います。撮影や作業に直接、関わっていない僕よりもっと辛いお気持ちと状況だと思います。同じ、物作りの仕事をしている人間として皆さんの仕事に対する姿勢に多くの事を学ばせていただきました」「この作品に関わってくださったスタッフ、キャストの皆さんが、どうか前向きな気持ちで次のお仕事に臨まれ、ご活躍されることを心から願っています」と、映画関係者をおもんぱかった。

同作については前日8日、配給の日活が公開中止の決定を発表した。