自宅に派遣されたマッサージ店の女性従業員に乱暴したとして強制性交罪で起訴された俳優新井浩文被告(40)が27日午後9時すぎ、勾留先の東京・警視庁本部から26日ぶりに保釈された。

新井被告は、弁護側が用意した黒いワゴン車で警視庁を後にした。新井被告は左後部座席に座り、下を向いてうなだれた様子だった。車はそのまま、都内の自宅マンションに入った。

起訴状によると、昨年7月1日、東京都内の自宅で女性を乱暴したとしている。昨年8月、女性が警視庁に被害届を提出。今月1日に逮捕され、性的暴行をしたことは認めながらも、一部容疑を否認したとされる。

新井被告は21日に起訴され、25日に東京地裁に保釈を請求、この日、認められ保釈保証金500万円を納付。その後、東京地検が決定を不服として準抗告したが、地裁が棄却した。所属事務所は5日に専属マネジメント契約を解除している。