放送作家高田文夫氏(70)が16日、東京・よみうりホールで、「ニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』リスナー大感謝祭~そんなこんなで、まる30年」を開催した。

パーソナリティーを務めるラジオ番組の放送開始30周年を記念したイベント。ナイツ、春風亭昇太ら日替わり出演者の演芸や、林家ペー、U字工事らゲストを招いての歌謡ショーが行われた。

曜日別の出演者が一堂に集ってのトークコーナーでは、12年4月に高田氏が心肺機能の疾患で入院した当時を回想。金曜担当の磯山さやか(35)は、加入2カ月で高田氏が病に倒れたといい「(高田)先生にも『ビバリー』にもまだ慣れていない時だった。いろんな方にピンチヒッターに入ってもらって、大変でした」と振り返った。高田氏は磯山から借りたDVDを観賞中に意識を失ったと明かし、「見ている途中で記憶がなくなった。それから三月(入院)。結末がまだ分からない!」と笑わせた。

また木曜担当の清水ミチコ(59)は、高田氏が倒れた後、慌てたスタッフがビートたけしに弔辞を頼んでいたという裏話を告白。高田氏は「今、俺がたけちゃんの作ってるんだから!」とブラックジョークで対応し、「3カ月ICU貸し切り! 高かったよ!」と入院を振り返り笑った。

休養期間を経ての30周年に「待っていてくれたニッポン放送の人はえらい」と感謝。「40年、50年と、できることならやっていきたい」と番組継続へ向け意気込んだ。

松本明子、東貴博、山根千佳、乾貴美子、松村邦洋、昭和こいる、西方裕之も出演した。