大手芸能事務所のワタナベエンターテインメントが今春、男性限定で、俳優・モデル・歌手・声優などを目指すスターを発掘するオーディションを開催することを23日、発表した。23日から募集を開始する。

同事務所は、瀬戸康史・志尊淳・山田裕貴ら多数の人気俳優が所属。また、俳優だけでなく、芸人・文化人・ミュージシャンなどのマネジメントも行い、役者としての活動を超えた幅広い分野での活動をバックアップ出来るプロデュース力を強みとしている。

今回のオーディションにエントリー出来るのは、10~22歳の男性のみ。若い世代に向けSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を積極的に活用している。まず、オーディションにはLINEで簡単にエントリーが可能。複雑面倒な手続きを省き、気軽に参加出来るよう窓口を広げました。そして、ツイッターやインスタグラムのアカウントも選考の対象となる。

1次審査を通過すると、同事務所の俳優を担当しているマネジャーが、各会場で直接面接。芸能界を知る現役のプロが、新しい才能を発掘するべく厳正な審査を行う。オーディションを通過すると同事務所所属のタレントとして本格的に活動出来るよう、完全バックアップのもと、さまざまなレッスンを受けるチャンスが得られるという。

瀬戸康史は「役者になって早いこと約13年程経ちました。まさかここまで自分が続けていられるとは思ってもみませんでした。やはりそれは役者、大きくいうと表現者というものに魅力があるからです。何かを発信する、そして世界の誰かが元気になってくれる。生みの苦しみはあれど、それがあるからやってこれたし、それが生きがいです。夢があるなら、その夢一緒にかなえましょう」。

志尊淳は、「僕は、オーディションを受ける前、芸能界なんて自分とは程遠い世界だと思っていました。そして、受かった後も本当にたくさんの競争があるとても厳しい世界だということを実感しました。でも、それ以上に多くの方々とのすてきな出会いがあり、自分が想像していなかったような思いがけない体験、貴重な経験もたくさんさせていただくことができました。少しでも興味があるな、という方はぜひ、気軽にチャレンジしてみてください!!」。

山田裕貴は「『夢を夢だけにしないようにしている人』が僕はすてきだと思います。自分に何が出来るか、自分が何を思っているか、自分のことを知っている人がすてきだと思います。オーディションは通過点です。このオーディションを怖がるのではなく、楽しんで自分の良さや個性を魅せられる人がすてきなんだと思います。そして、夢が夢でなく、ただの目標になっているときが新たな1歩になると思います。是非このオーディションを楽しんでください」と、それぞれコメントしている。