稲垣吾郎(45)が14日、東京都美術館で開催中の「クリムト展 ウィーンと日本1900」(7月10日まで)の取材会に出席した。

稲垣は同展のスペシャルサポーターとして音声ガイドを担当している。音声ガイドは初めてだといい「ヨーロッパの文化には興味あるので、今回、このような大役を任されて光栄。皆さんに楽しんでもらえれば」とPR。

収録した際の感想を質問されると、「すごく楽しかったです。聞く人のことを想像しながら収録したりするのですけど、決して出しゃばりたくないなと。美術鑑賞の邪魔をしてはいけないと思うので。さりげなく、それでいて皆さんの耳に届くようにしました」と振り返った。

この日は実際に絵画の前で生ガイドを披露。優しい声で作品を紹介した。「緊張しましたね。不思議な感じでした。でも、朗読やナレーションは好きなので」と感想を語った。自身の声が入った音声ガイドの機器について「僕も借りて良いんですよね?」とちゃめっ気を見せていた。