ZOZO前澤友作社長(43)が、労働に関する自身の理想論を語った。

前澤氏は23日、「優秀な人材、って表現が嫌い。みんな良いとこも悪いとこもある。誰もがどこかで活躍できる、つまり誰もがどこかで優秀になれる社会が良い」とツイートし、約6万件の「いいね」が集まるなど反響を呼んだ。

「働く人に好きなこと得意なことを仕事にするよう推奨しています」という前澤氏。「多くの人が楽しく働けば、社会全体の労働生産性が向上し社会が豊かになります」との考えを示し、「頭の中お花畑とか、世の中そんなに甘くないってなぜ諦めるのか。人が作ったものは人が変えられます。みんながみんな楽しく働こう!って思って行動すれば、会社も社会も変わっていきます。最終的に残っていく会社は楽しんで働いてる人が多い会社になると思います」と持論を展開した。

反対意見も寄せられたが、24日朝には12本連続でツイート。「好きな仕事してる人なんて一握り? いや、絶対に好きな仕事をしてやるー!って思ってる人が一握りだってだけなんじゃない?」「何かを変えられるのは上の人だけで、下の人は変えられない?そうかな? 圧倒的大多数の下の人が上の人を変えちゃえばいいんじゃない?」などと問い返し、「誰もがどこかで優秀になれる社会を目指すには、働く人はなるべく自分の好きなことや得意なことができる会社を選んで欲しい。会社側は学歴や面接の受け答えのうまさより、自社の事業やサービスや理念を愛してくれる人を採用して欲しい。両想い、それこそが最大の働き方改革になると思う」と力説した。