昨年度の放送の中から優れたテレビ、ラジオ番組や個人、グループを表彰する「第45回放送文化基金賞」の受賞者が5日、発表された。番組部門の演技賞をNHK「詐欺の子」に出演した女優桃井かおり(67)、テレビ東京系「フルーツ宅配便」に出演した浜田岳(30)、ニッポン放送のラジオドラマ「ストリッパー物語」に出演した広末涼子(38)が受賞した。

桃井はオレオレ詐欺の本物の被害者が登場したかと思わせるような迫真の演技と評価された。浜田はシリアスとユーモアのバランスの取り方が優れていたとされ、広末は女性の魔性のすごみを示したと評価された。贈呈式は7月2日に都内のホテルで行われる。