俳優坂口健太郎(27)と女優佐久間由衣(24)が8日、大阪・TOHOシネマズ梅田で、映画「劇場版ファイナルファンタジー XIV 光のお父さん」(21日公開)の先行上映会で、舞台あいさつに登壇した。

累計アクセス数が1000万を超える人気ブログが原作。「父親の本音が知りたい」という思いから、自分が息子であることを隠し、オンラインゲームの世界に父親を誘い、ともに冒険に出るという実話をもとにした作品。息子「アキオ」役は坂口、父親「暁」役は俳優の吉田鋼太郎(60)が務めるダブル主演。アキオに思いを寄せる会社の同僚を佐久間が演じる。

7日、坂口は大阪市福島区内で食事をした際に、気持ちが高ぶって「最高だ!」と叫び、1人で盛り上がっていたと明かした。これに、すかさず佐久間が「落ち着いて」とつっこんでいた。

佐久間は坂口の印象について問われると、「撮影前は、スタイルが良くて、笑顔が良くて、ハンサムというイメージだったが、今は面白い、おかしい部分がたくさんある。いい意味で」と笑いを誘った。

坂口は作品について「温かく、優しい気持ちになれる作品。家族と(すれ違って)なかなか話せないときに見て、背中を押してくれる作品になった」と自信をのぞかせた。