V6岡田准一(38)が13日、都内で主演映画「ザ・ファブル」(江口カン監督、21日公開)スペシャルトークイベントに、共演の木村文乃(31)山本美月(27)と出席した。

原作は、週刊ヤングマガジンで連載中の単行本累計200万部を突破した人気漫画。一般社会に溶け込もうとする殺し屋が、アクシデントに巻き込まれていくアクションコメディー。岡田は超人的な戦闘能力を持ち、狙った標的を6秒以内に倒す天才的な殺し屋・ファブルを演じる。

試写会での評価も上々といい、岡田は「記者の方がたくさん見ているという評判を聞きます。笑いもあり、スッキリできるアクションになっています」と自信を見せた。

笑いの要素も多い作品だが、02年に放送された宮藤官九郎脚本のTBS系ドラマ「木更津キャッツアイ」に主演した岡田は「コメディー出身なので」と問題なくこなしたよう。一方、木村は「監督がカットをかけてくれないので、続けるしかなかった」と苦労を明かし、「(アドリブで)鼻にピスタチオを詰めまくりました」。続く山本も「顔をめちゃくちゃにしていただいて、感謝です」と、笑顔でコメディーシーンを振り返った。

3人はイベントで観客の悩みに答える企画に挑戦した。お笑い好きの人に面白く告白するには? という質問に、岡田は「『好き』を面白く言う」とアドバイスし、変顔で体をよじり「好っき~!」と実演。その瞬間のシャッター音の多さに「使われたら嫌だな~」とボヤキつつ、味をしめたのか何度も繰り返してみせた。そのたびにカメラを向けられることが面白いようで「団体芸みたいですね」とニンマリ。

また、筋肉をつけるには? という質問には「L-カルニチンを取ればいい」と即答した岡田。木村から「岡田さんは筋肉の話になると冗舌になる」と突っ込まれると、「おい、聞いてんのかい!俺の筋肉!」となかやまきんに君のギャグで応え、会場を爆笑させていた。