歌舞伎俳優市川海老蔵(41)が16日、千葉・成田山新勝寺で、桜の植栽を行った。

「七月大歌舞伎」(7月4日初日、東京・歌舞伎座)で出演する「星合世十三團 成田千本桜」にちなんだもので、文字通り「千本桜」を目指すとした。

成田山新勝寺は、初代團十郎から代々、團十郎家とゆかりがある。長女麗禾ちゃん(7)長男勸玄君(6)と、一緒に桜を植えた海老蔵は「うれしいです。副題が『成田千本桜』なので、いみじくも成田で千本桜を目指そう、と。毎年来て、桜を植えて、いつかは1000本になるように、桜の名所になるようにしたい。10年、20年かけて少しずつやらせていただけたらいいなと思ってます」と話した。

楽しかった? と海老蔵に聞かれた麗禾ちゃんは「うん!」と元気良く返事をし、勸玄君も率先してスコップを手にしていた。

今月は、長野でABMORIの植樹を、新潟でブランド米「新之助」の田植えを行い、この日は桜を植栽した。海老蔵は「たまたまです。植樹と田植えを生業にしてるみたい」と笑いつつ「田植えも続けて収穫してみたいし、桜も、ABMORIも続けてみたい」。

また、この日は父の日。海老蔵は「(勸玄君に)『帰ったらプレゼント、夜あげるね』と言われました」とうれしそうに話した。

「七月大歌舞伎」の昼の部「外郎売」では、勸玄君と共演する。海老蔵は「昼の部は、勸玄が出てることもあり完売しました! 夜の部は、勸玄が出ていないということもあり3000枚くらい残ってる。…とは言っても96%くらい売れているのですが、残りの3000枚、どうぞよろしくお願いします!」としっかりPRし、「赤裸々!」と笑っていた。